フェードハンドルを使ったBGM処理
Final Cut Pro Xでは、サウンドクリップを簡単にフェードイン・アウトが行えます。
この処理を行うにあたり、もっとも簡単で単純な方法「フェードハンドル」を使った方法を紹介します。
フェードハンドルを使ったBGMの繋ぎ処理
カットとカットの間をクロスディゾルブで繋げていますが、そのクロスディゾルブを境目として前半をBGM_A・後半をBGM_Bを繋いでみます。
ツールバーより「ミュージックとサウンド」ボタンをクリックします。
今回は、iLife Sound Effectsライブラリから、20秒程度のサウンドクリップ[Chaise Lounge Medium]と[Wild Card Medium]の2つをセレクトしてみます。
セレクトしたサウンドクリップをタイムラインへ配置します。
今回は、1曲目はタイムラインの先頭に曲の先頭を合わせて配置。
2曲目は、クロスディゾルブの始まりに曲の先頭を合わせて配置。
1曲目の末尾をクロスディゾルブの末尾に合わせます。
(サウンドクリップの末尾をドラッグする事で調整出来ます。)
1曲目を選択し、サウンドクリップの末尾に表示される「フェードハンドル」を左へドラッグし、映像クリップのクロスディゾルブの先頭辺りに合わせます。
2曲目を選択し、サウンドクリップの先頭に表示される「フェードハンドル」を右へドラッグし、クロスディゾルブの末尾辺りに合わせます。
映像クリップのクロスディゾルブに合わせて、1曲目がフェードアウト・2曲目がフェードインします。
何度か再生し、映像と曲の切り替わりに違和感が無いように微調整しましょう。
今回は、1曲目のフェードアウトと2曲目のフェードインのバランスがこのままではシックリこなかったので、フェードアウトの仕方(フェードカーブ)を変更しました。
1曲目のフェードハンドルを[Control]+クリックすると、フェードオプションが選択出来ます。
表示されたカーブのイメージでフェードイン・アウトが行われます。
今回は、1曲目を現状よりも急激に落したいと思ったので、一番下を選択しました。
これで、映像とBGMが同時に心地よくシンクロする事が出来ました。
他にも同様の効果をする方法がありますが、一番単純で簡単ですが調整も直感的に出来ると思います。
Final Cut Pro XではiLifeとのデータのやり取りが出来るようになっています。
この部分については、また別途。
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カテゴリー:トランジション