タイムコードを使う(ダッシュボード)
ファイナルカットプロXのウインドレイアウトでは丁度中央部にタイムコードを表示する部分があります。
このダッシュボードを利用して、再生ヘッドを正確に任意の場所へ移動させたり、クリップの長さを数値で変更したり出来ます。
ダッシュボードの見方
ダッシュボードでは、00・00・00・00と8桁の数字が表示出来ます。
この数字は2桁毎に先頭より「時間」「分」「秒」「フレーム数」となります。
再生ヘッドを移動する場合は、ダッシュボードをクリック。
または、[control]+Pで入力可能になります。
クリップの長さを変更する場合は、変更したいクリップを選択した状態でダッシュボードをWクリック。
または、[control]+Dで入力可能になります。
再生ヘッドを移動するモードなのか、クリップ長を変更するモードなのかの判断は、ダッシュボードの数字の横のアイコンが変化しますので目安にして見て下さい。
ダッシュボードへの入力と再生ヘッドの移動
では実際にダッシュボードへ入力し、再生ヘッドを3秒の位置へ移動してみましょう。
ダッシュボードをクリック。
または、[control]+Pで入力可能な状態にし、「300」と入力し[return]キーを押します。
再生ヘッドは3秒の位置に移動します。
続けて、先ほど同様にダッシュボードをクリック。
または、[control]+Pで入力可能な状態にし、「+200」と入力し[return]キーを押します。
再生ヘッドは、3秒の位置から2秒進み、5秒の位置に移動します。
もちろん、マイナス入力も可能なので「-200」と入力すれば、再生ヘッドはマイナス2秒分移動します。
ポイントとして、タイムラインの0秒からの位置を指定する方法と、現在の再生ヘッドの位置を0秒として移動させる方法の2種類がある事です。
ダッシュボードに入力してクリップの長さを変更する
ダッシュボードに数値を入力してクリップの長さを変更してみましょう。
- タイムライン上のクリップを選択。
- ダッシュボード内をWクリック。または、[control]+Dで「400」と入力し[return]キーを押す
- クリップの長さが4秒に変更される
また、再生ヘッドの移動の時と同様にプラス・マイナスも使えます。
クリップを選択した状態でダッシュボードをWクリック。
または、[control]+Dで「+200」と入力し[return]キーを押すと、2秒分クリップが伸びます。
ダッシュボードへ色々入力して感覚と操作を覚えて行きましょう!
サイトマップ
- Final Cut Pro Xの使い方備忘録
- サイトマップ
- はじめに
- Final Cut Pro Xの基本
- プロジェクトとライブラリ
- タイムライン
- エフェクト
- テキストの不審な動作(原因)
- ビデオエフェクト(合成マスク)
- ブレースホルダ(その3)
- ブレースホルダ(その2)
- ブレースホルダ(ジェネレータ)
- ビデオアニメーション(キーフレーム)
- ビデオアニメーション
- ジェネレータ(クリップにタイムコードを表示)
- クリップの色を合わせる(マッチカラー)
- リタイミングで指定フレームをフリーズさせる
- クリップの速度を変更する(2)
- クリップの速度を変更する(1)
- クリップの一部にだけビデオエフェクトを加える方法(3)
- クリップの一部にだけビデオエフェクトを加える方法(2)
- クリップの一部にだけビデオエフェクトを加える方法(1)
- ビデオエフェクトの適用
- ビデオエフェクトの種類
- 【エフェクト編集〔クロップ〕】
- 静止画に動きをつける〔Ken Burns〕
- テキスト
- トランジション
- 色(カラー)
- サウンド
- その他
- お問い合わせなど
- トラブル
カテゴリー:プロジェクトとライブラリ