Final Cut Pro Xを利用する為のシステム条件


Final Cut Pro Xを利用するには、システム条件がそろっていないとインストール出来ません。
(App Storeで購入しようとしても、システム条件を満たしていない場合は「購入処理を完了出来ませんでした」のメッセージが現れて購入出来ないようになっているはずです。)

〔Final Cut Pro X 最低システム条件〕

Appleが提示しているステム条件は下記のようになります。

  • Intel Core 2 Duo以上のプロセッサを搭載したMac
  • 2GBの実装メモリ(4GBを推奨)
  • OpenCLに対応したグラフィックカードまたはIntel HD Graphics 3000以降
  • 256MBのVRAM
  • 解像度1,280×768ピクセル以上のディスプレイ
  • Mac OS X v10.6.7以降
  • ProKit 7.0以降
  • 2.4GBのハードディスク空き容量

Appleサイトの→[Final Cut Pro X技術資料]
となっております。
特にグラフィックカードについては重要です。
詳しくは【Final Cut Pro X, Motion 5, Compressor 4:グラフィックカードの互換性】
をご覧になって下さい。
で、この最低システム条件で動くのか?(実際に利用出来るのか?)と言うのは結構気になる方もいらっしゃるのでは…
と言う事で、私のFinal Cut Pro Xの利用環境をご紹介したいと思います。

Final Cut Pro Xを動かしてるマシンスペック
  • MacBook(13-inch,Aluminum)
  • 13.3インチ 解像度1280×800ピクセル
  • Intel Core 2 Duo 2.0GHz
  • NVIDIA GeForce 9400M(256MB DDR3 SDRAM(メインメモリと共有))
  • Mac OS v10.6.7
  • RAM 4GB
  • HDD 500GB

その他:USB外付けHDD 1TB

略、最低システム条件だと思います。

変更点

ハードディスクドライブを160GB 5400rpmから500GB 7200rpmにFinal Cut Pro Xをインストールするに当り、事前に交換しました。
映像編集の場合、かなり多くのディクスペースが必要となりますので出来るなら余裕のあるディスクサイズにされる事をオススメします。
また保存用として大きめの外付けHDDがあると非常に効率的だと思います。
補足として7200rpmのディスクをセレクトしましたが、気にしてた熱に関しては全く気になる事は無いです。
非常に快適です。(個人的感想)
交換したHDDは(HITACH HGST Travelstar 2.5inch 500GB 16MB 7200rpm 0S02599)です。

日立 HGST Travelstar パッケージ版 2.5inch 500GB 16MB 7200rpm 0S02599 
玄人志向 2.5型HDDケース SATA接続 USB2.0対応 クロムシルバー GW2.5AI-SU2 I-O DATA 東芝<レグザ>対応 USB 2.0/1.1接続 外付型ハードディスク 2TB HDC-EU2.0K [フラストレーションフリーパッケージ(FFP)]<br />
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個人的な現在までの操作感として

※あくまで個人的な感想である事をご理解下さい。
私が今のマシンスペクック以上のマシンで利用した経験が無いのであまり参考にはならないかとは思いますが…

[アプリ起動]
起動時間の平均 約30秒(色々な条件があると思うので参考にはならないと思います)

[操作感]
普通に使えています。が…
エフェクトやテロップ等レンダリングが必要な処理が入った場合はやはり動作が鈍くなるのは確かです。
それでも今現在Final Cut Pro Xを利用して動画編集出来ているのは、レンダリング等で処理が重くなってもある程度動いてくれると言う点です。
それに、リアルタイムでエフェクト処理のイメージやテロップイメージ等を確認出来ために、余分なレンダリング処理で作業を中断せずに色々試しながら適切だと思う処理を決定出来る。
結果的に多少動作が鈍くても作業を進められるので今の所は自分では仕方がない範囲です。

ちなみに、以前iMac(Intel Core 2 Duo 2.66GHz RAM8G)でFinal Cut Expressを少しだけ利用しましたが作業中のレンダリング処理待ちで相当ストレスが溜まりました。
それと比べると今現在のMacBookでのFinal Cut Pro Xの編集の方がまだ私的にはストレスがありません。
が、やはり早いキビキビ動く方が良い事は確かです。
(あくまで個人的)

気になる点として

アクティビティモニタでCPUの状態を見ると、レンダリング処理中などは常にCPU稼働率190%位です。
余裕がありません。
メモリも同様、空きが100MB切る事は常です。
編集中はMacBookが非常に熱くなります。(夏場はちょっとヤバイと正直思った程です)

動作について

このような状態ですので、本当にマシン的にはギリギリの状態で動かしているような気がします。
これは、CPUスペックなのか、メモリ不足なのか、グラフィックスカードなのかは解りませんが…(多分全てでしょうが)
今の現状で改善出来るのは、メモリしか無いのでメモリをもう少し増やしてみて体感的にキビキビ動くようになるか?
時間があれば実験してみたいと思います。




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