クリップの一部にだけビデオエフェクトを加える方法(3)
1つの繋がったクリップに対して部分的にエフェクトを適用する方法として「ブレードツール」でクリップを分割する方法と「接続済みクリップ」での方法を紹介しました。
今回は、接続済みクリップでのもう1つの方法を紹介したいと思います。
但し、自己流の為正解でないかもしれませんがご了承下さい。
エフェクトを適用したい場所を選択する
エフェクトを部分的に適用したい先頭と末尾の範囲を指定します。
選択出来たら[編集]メニュー→[コピー]または、[command]+Cで指定範囲をコピーします。
[shift}+I で再生ヘッドを先ほど範囲指定した先頭部に移動します。
[編集]メニュー→[接続済みクリップとしてペースト]または、[option]+Vでクリップをペーストします。
再生ヘッドを先頭として接続済みクリップがペーストされます。
ペーストした接続済みクリップにビデオエフェクトを適用させます。
この状態で先頭からクリップを再生してみましょう。
選択範囲で指定したクリップの部分だけにエフェクトが適用された状態で再生出来ました。
今回の場合も同様に、エフェクト範囲を変更する場合は【クリップの一部にだけビデオエフェクトを加える方法(2)】同様に、エフェクトが適用されたクリップの先頭と末尾だけを調整するようにして下さい。
また、【クリップの一部にだけビデオエフェクトを加える方法(1)】と【クリップの一部にだけビデオエフェクトを加える方法(2)】で最後に行った、複合クリップにするのも有効だと思います。
今回の方法と【クリップの一部にだけビデオエフェクト…(2)】との違いとして
【クリップの一部にだけビデオエフェクトを加える方法(2)】では、長いクリップの場合クリップ全体に一度エフェクトを適用させてしまうためにレンダリング時間が長くかかる場合があります。
しかし、一度レンダリングが終了してしまえば自由に範囲調整しても再レンダリングは行われない為にレンダリング時間さえ気にならない状態ならば有効かと思います。
今回の場合は、予めエフェクトを適用したい場所を指定しその部分だけにエフェクトを適用させる為にレンダリング時間を短縮出来る点だと思います。
編集したいクリップの状態や、編集者のやりやすい・やり辛いがあると思うのであくまで参考にして頂き、色々可能性を模索してみて下さい。
他にもっとスマートで効率的な方法をもしご存知の方は是非教えて下さい。
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カテゴリー:エフェクト