Command Editor その2(使い方)


Command Editorの使い方

実際に新規のショートカットを登録しながら使い方を説明します。
※Command Editorを利用する場合、なれるまでは不用意にキーボードを操作しない(ふれない)事をオススメ致します。が、コマンドセットを複製した後ならばどのような動作をするか試しに色々キーを触ったり各項目をクリックしまくってCommand Editorの動作を体験するのも勉強になると思います。

コマンドセットの複製
Command Editor左上のタブをクリックし、複製を選択します。

新規セット名を入力
これから作成するオリジナルのコマンドセットにつける名前を入力し「OK」をクリック。
これで、プリセットで登録されているコマンドセットのコピーが作成出来ました。
オリジナルでコマンドセットを作成する場合、このコピーを元として作成して行きますので、元のコマンドセットを破損する事がありませんので安心して作業して下さい。
間違ったり、失敗してもまたプリセットをコピーして作業し直せばOKです。

ショートカットの追加(変更)

USキーボードとJISキーボード
USキーボードでは「次の編集へ移動」コマンドのショートカット[:]が利用出来ないので、このコマンドを新しいキーに登録してみたいと思います。

コマンドリスト
●コマンドリストのカデゴリリストから「再生/ナビ…」を選択。
●隣のフィールドに、再生/ナビ…関連のコマンドリストが表示されるので、その中から「次の編集へ移動」を探す。

登録キーを選ぶ
●登録したいキーに該当するキーをコマンドエディタのキーボード表示の中から選びクリック。
クリックすると、キー表示に白い枠が表示される。

キーの確認
キー詳細欄に選択したキーが表示される。
その下の欄は、現在選択されているキーとそのキーコンビネーションによるコマンド登録状態が表示される。

コマンドをドロップ(登録)
コマンドリストに表示されている「次の編集へ移動」をキー詳細の「修飾キーなし」へドラッグ&ドロップする。
※この時、コマンドリストに表示されている項目をクリック等すると、キー詳細リストの表示が消えてしまう事があります。
その場合は、もう一度登録したいキーをクリックすると表示されます。

登録の確認
キー詳細リストに「次の編集へ移動」コマンドが登録されました。
また、コマンドカデゴリ(コマンドグループ)の「再生/ナビ…」に属していますので、登録キーと登録コマンドの色が紫になります。

同様に、USキーボードでショートカット出来なかった「次のマーカー」も登録してみましょう。
登録方法は先ほどと同じですが、[‘]は先ほど登録してますので[‘]+[Control]キーで登録します。

修飾キー付きショートカットの登録
先ほどは「修飾キーなし」の欄へドロップしましたが、今回は[Control]マークの欄へ「次のマーカー」をドラッグ&ドロップします。

キー登録の解除
登録を間違った場合や、不要になった場合に登録されているコマンドを消去するには、キー詳細欄に表示されているコマンドを枠の外へドラッグします。
これになかなか気付かくて苦労しました

操作上の注意として

このCommand Editorを使用中は、あらゆるキー操作はショートカット作成の為の操作として反応します。
例えば、項目を消したい時に普通に[Delete]キーを押すと、その[Delete]キーがショートカットの登録対象となります。
また、間違って操作し無意識でCommand+Zとしてしまうと、そのショートカットで新しいコマンドを作成してしまったりします。
と言う訳で、これには結構てこずりました(私だけかもしれませんが…)

今回はドラッグ&ドロップで登録しましたが、直接キーを入力して登録も出来ます。
コマンドセットを複製して、色々と試しながらより使いやすいコマンドセットを構築してみて下さい。
ショートカット登録及びカスタマイズの操作のヒントになればと思います。




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